2010年02月07日

たまには兵器でも

たまには兵器でも
こんばんは、日曜日ももう終わりですね。
休日の最後に今夜は、戦車についてお話します。
ソ連戦車といえばTシリーズですが湾岸戦争で
M1戦車に一方的にやられたことは記憶に新しいと存じます。
いくらスペックダウンのモンキーモデルと言えども戦車大国ソ連の
威信の失墜でした。
そんなこともあり、負のイメージを払拭して売り出したモデルがT-90です。
たまには兵器でもたまには兵器でも
このモデルは車体はT72のものを使用し、砲塔部分をT80相当のものにアップグレードしています。
射撃管制システムにも大幅な改良が加えられており、価格も抑えられています。
ソ連、ロシアは高価なT80と安価なT72の二本立てのハイローミックスで運用しており
T90はT72の役目を引き継ぎます。
たまには兵器でもたまには兵器でも
たまには兵器でもたまには兵器でも
それにしても、亀のような砲塔に低いシルエットの典型的な戦車然としたスタイルはかっこいいですね。
主砲は125mm滑空砲、対戦車ミサイルも発射できます。
世界に先駆けて採用した回転式の自動装填装置は、ソ連戦車の伝統です。
最新のものはアクティブ防御システムを備え、飛翔してくるミサイルをクレイモア地雷の様に
散弾で撃ち落とします。
我が国の90式やM1A1、レオパルド2などに比べると性能は落ちますが
その値段の安さと数で圧倒するロシアの用兵ドクトリンには、最適の戦車であると
言えます。
たまには兵器でもたまには兵器でも
現在でもユーゴや中東で運用されるT34/85と強力な駆逐戦車JSU122。
T34は世界の戦車の概念を確立したものでした。
JSU122は、重戦車用の122mm砲を中戦車であるT34に搭載した突撃砲です。
その強力な砲弾でドイツのアニマル戦車たちを葬ってきました。
たまには兵器でもたまには兵器でも
KV-2は強力な152mm砲と装甲防御力で対独戦で活躍した戦車でありましたが
そのバランスの悪さと劣悪な機動性で早々に消えていきました。
JS3、スターリン戦車です。
大戦には間に合いませんでしたが、最強の戦車だと思います。
戦勝パレードの際、西側諸国に衝撃を与えた戦車でありました。
キングタイガーも強力ですが生産性や巨大な車体からくるジレンマから
総合的に、装甲の割に小型で重量を抑えることに成功し、
それでいて122mm砲のパンチ力のあるJS-3に軍配が上がると思います。




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Posted by クリンコフ at 21:10│Comments(4)徒然文
この記事へのコメント
あぁドイツ軍でWW2のSLGやってるとイラッとする戦車たちが・・・
もうね本当に固くていやになりますw
そんなわしは4号F2以降とパンターあたりガ好きw
Posted by ポチの巣 at 2010年02月08日 19:53
3号や4号後期型及び突撃砲など
ドイツ軍戦車はロマンがありますね。
正直、長砲身タイプが登場するまでは対戦車兵器としての
性能は話になりませんもんね。
当時の戦車全般に言えますが・・・

ただ、性能諸元では目に見えないソフト面では
当時のドイツ戦車は世界一だと思います。
優秀なハードがあってもソフト面ではお粗末なソ連戦車の
損害数を見れば、兵器は人が操るものだとよく分かります。

わしはヤクトパンターが好きですw
Posted by クリンコフ at 2010年02月09日 18:54
こんばんは
戦車ネタも読ませますね~
主砲でミサイルも撃つとか初めて知りました

でもやはり人気はドイツ戦車かw
自分はルクスに一票!
Posted by 黒デミ at 2010年02月10日 01:05
ルクスとはさすが、泣かせるところ突きますね~w
もしかしてⅢ号L型やマーダーⅢなんかも好きなのでは!?
あの辺は兵器というより芸術品の粋ですよねw

次は装甲車ネタでも行ってみます!
Posted by クリンコフ at 2010年02月10日 22:39
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