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Posted by ミリタリーブログ at

2010年02月01日

AKの兄弟たち


久々のAKネタです。
ロシアでは、7.62mm口径のAKMは未だ現役です。
ただしロシア製のものは紛争地帯に出回っているAKMとは精度は全く異なるそうです。
誤解されているのが、SMGよりも悪い命中精度などと言われていますが
もしその通りであるなら、いくら頑丈でも他のライフルと撃ち合うことが全く出来ないような銃を
名だたる軍事大国が使う価値はありませんからね。
たしかにそこそこの精度と最高の信頼性の兼ね合いがコンセプトではありましたが・・・。
おそらく、ライフリングを切ってあるのかすら怪しいローカルメイドのモノと混同された
「お話」だろうと思います。
さらにAKの価値を下げたのは80~90年代に外貨獲得手段として米国に大量に輸出した
56式自動歩槍(中国製AK47)でしょう。

(参考画像・・・56式自動歩槍)
本家AK47より、遙かに生産数が多いです。

アフガニスタン陸軍が使用するAKM

左はエジプト製AK、右はハンガリー製AMD65・・・アフガンは世界のAK派生型の博覧会だと思います。


近代装備のポーランド軍、同国製BERYL、樹脂製ストックにピカティニーレールと
マスプロダクツされた近代AKの代表格です。

チェコ製CZ58・・・AKに似てますが作動方式も精度もまるで異なる小銃で
AKとは別モノと考えてください。その高性能さはさすが銃器大国といったところでしょうか。


フィンランド製サコーRK95、イスラエルのガリルの元となったヴァルメRK62の発展型です。
余談ですがRK62は、高精度なライフルとして知られ、100ヤードで1MOA(1インチ)以下の
集弾性能を有します。
サコー社は、高性能な競技用ライフルやハンティングライフルで有名です。
日本でも標的射撃や狩猟をする方には馴染みの深いメーカーではないのでしょうか?


タマキャットさんへ・・・残念ながら、リクエストのAKMSにPBS-1サプレッサー、ドラムマガジンの組合わせの
写真は見あたりませんでしたが、バラバラの写真であればここに掲載しておきます。
お役に立てるでしょうか?


M4関係の記事が続き、久々のAK関連の記事でしたが、いかがだったでしょうか?
私としては、両方とも好きな鉄砲です。
どちらも一長一短のメリットとデミリットがありますが
どちらも歴史は長く多くの人間に使われ続けた銃であることには変わりませんね。
  

Posted by クリンコフ at 00:16Comments(5)AK